SLツーシン

いつもSmileでいたいと願うLeaderの、日々の気付きをとりとめもなく書き留めたブログです。

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ホリエモンと佐々木俊尚さんのトークライブに行ってきた。

様々イベントが中止になる自粛ムードのなか、新宿ロフトプラスワンで決行された、堀江貴文さんと佐々木俊尚さんのトークライブに行ってきました。
ホリエモン+佐々木俊尚
↑写真は松尾たいこさん(佐々木さんの奥様)のサイトより。

話の内容の多くはライブならではのウラ話、イニシャルトーク的な部分があって、会場のアングラな雰囲気も伴って、エキサイティングな内容でした。

大きなテーマとしては、「災害時のインターネット」に関してでした。そのなかで書いてもよさそうな範囲で当日に印象に残った発言をまとめてみます。

※いちばん面白かったのは、いかに今の社会やメディアから「堀江貴文」という存在が黙殺されているかという、様々なエピソードだったりしたのですが、とても書けません。(苦笑)

以下、私なりのまとめです。

今こそ、改めてインターネットの設計思想が評価されるとき。
強固で有用なインフラであることが証明された。

(堀江氏)
インターネットは核戦争や大災害に耐えうることを想定して設計されている。
もともとDARPA(米:国防高等研究計画局)で研究されていたアーパネットが原型。

今こそ、その時に作られた設計思想の素晴らしさが証明されている。
インターネットの最も優れているところは、レイヤー間のインフラやアプリケーションを選ばないところ。

電話線やテレビはそれぞれ、音声や動画の伝送に限定される。
今回テレビが無力と感じたのは、同一のコンテンツが一斉に流れるので、個別の情報取得に向いていない点。
動画はコンテンツの容量も重いし無駄がある。

インターネットは動画だろうがテキストだろうが、同じレイヤーのなかで流すことができる。

災害時のような(帯域が)限定されるときに、動画をバンバン流すのは愚の骨頂。
テキストならは相当数のコンテンツが流せる。ネットはそういう設計思想になっているのがすばらしい。

誰に何の情報を届けるかというマッチングが重要。
アナログ→デジタル→アナログというデータ変換が今後の課題。


(佐々木氏)インターネットがいかに強固なインフラであるかということが証明された。
マスメディアとインターネットの役割分担や、マスメディアの限界を露呈した。

今回の被災地域では、ラジオ、テレビ、避難所では新聞の情報にしがみつく状況があり、やはりマスのインフラは重要だという意見が出る。
だが、それはインフラが強かっただけで、コンテンツが強かったわけではない。

誰にどの情報を投げるかということが、今回とても重要だった。
今回、大まかに情報を求める人のゾーンが3つくらいあった。

①生活インフラが寸断された被災地域の方
②原発の不安におびえる首都圏の人たち
③普通に暮らしている西日本の人たち


この3つのゾーンに対して今回マスメディアは同じ情報を流している

そのあたりは本来インターネットやソーシャルメディアが担うべきなのだが、インフラが寸断されたことと、リテラシー不足でなかなか最適な情報が伝達されなかった。



緊急対応で、図らずも地上波テレビの双方向性が実現。
アナログ→デジタル→アナログの変換を大規模組織的に。

(堀江)
今回、テレビ地上波の映像の再配信をニコニコ動画でもやり始めた。
ライブで流れている映像に、見ている人のコメントが書かれていく。
図らずも、そういう状況が今回できてしまった。
でも、これで双方向性がだいじということがとてもよくわかった。

(佐々木)
現地では情報がアナログである。それがデジタル化されていない。
人づてであったり、見てきて、伝聞で伝わっている。

一方東京ではそれを集約する動きもあるが、どんどん同様なサービスが複数立ち上がっている。おなじようなサービスが100も200あっても意味がない。

一度集まったアナログ情報を、デジタルで集約し、そして、またアナログに戻して現地の方に伝えていく仕組みが必要。


(堀江)
自分も女川町に行ったときはツイッターなどのソーシャルで情報を集めて、現地で確認して、またソーシャルで発信していた。そのサイクルは結構うまくいった。

(佐々木)
確かにかなり有益だった。でも、もっと大規模に組織的にやらないといけない。



有事の時ほど、その人の本質が露呈する。
情報リテラシーは向上しているが、格差も広がっている。


この10日間でその人の本質が露呈した。親友をブロックすることもあった(佐々木氏)

今回の件で、みんなのソーシャルメディアのリテラシーは上がっている気がする。(堀江氏)
確かに上がってる。ただし、それはとても限定的。100万人くらいではないか。(佐々木氏)

アエラがどういう売れ行きだったかで、世の中のソーシャルメディアの浸透度がわかる。(堀江氏)

アエラは売れてるらしい。(苦笑)今、買い占めなどをしているのは中~高齢者が中心。Twitterなどを見ている人と、大きな情報格差があるのではないか。



当事者意識をもったジャーナリズムが評価されている。

アエラがよくなかったのは、非常に第3者的であったところ。ポストがよかったのは、被災者と同じ目線で編集していたから。(佐々木氏)



次のテレビは3Dではなく、ソーシャルTV
情報アクセスのインターフェイスが重要

(堀江氏)ニコニコ動画が映るテレビとか、誰も作らないのが不思議。

(独自に言っている)リモコン理論というのがある。リモコンをがあるからダメ。キネクトをつかってバーチャルリモコンをやる。
そして、大事と思っているのが、検索。検索と密接なのが音声認識。音声認識と翻訳の技術はこの数年飛躍的に進化している。なぜ、これが上がったのかというと、翻訳や検索は失敗のデータベース。失敗を積み重ねることで、正しいことがわかる。その過程には検索のアルゴリズムや技術と近い。
これをテレビに入れると、いつでも好きな時に好きなコンテンツにアクセスできる。
今の技術で十分できるはず。セットトップボックスにお金をケチりすぎ。GUIに特化したチップを搭載すべき。

(佐々木氏)
日本のテレビ受像機器がダメな理由は2つある。
①テレビ局に遠慮しすぎ(CFカットとか)
②インターフェイスに対する鈍感さ


Webの会社に仕事を発注すべき。産経新聞はチームラボの猪子さんに発注して成功してる。
でも、大手は、大手にしか発注しない。GUIだけで損している例が多い。



日本の工業製品が弱くなったのは、トップのリーダーシップがなくなったから。

トップが失敗を恐れる人になってしまったのが大きいのでは?(堀江氏)
リーダーシップやカリスマがいなくなってしまった。

今の日本の大企業は財閥系以外はみんな元ベンチャーだった。結局それが60年経つと硬直化してしまう。アメリカは変遷が激しい。どんどんプレーヤーが変わることで競争力をキープしている。(佐々木氏)

ただ、それはそうならない仕組もできると思う。リーダーシップ次第。(堀江氏)




ツイッターはデマも拡散するが、自浄作用もある。
インターネット上では最後は正義が勝つ。

ツイッターのような(信頼のおけない情報源の)デマに騙されないようにしましょうというような論調がある。
確かにデマも拡散するが、それを否定する意見も拡散する。(堀江氏)

デマのまとめサイトもある。インターネット上では最後は正義が勝つ。
何かのブログが炎上とかした場合、その炎上が行き過ぎると、さらにそれを否定する勢力も出てくる。
世論が揺り戻しをしながら、最終的にはこのあたりだよねという着地点に落ち着く、というというのがこれまでのインターネット上の論争の数々。
最後には必ず正しいところに落とされると考えると正義はいつも勝っているなと思う。(佐々木氏)

僕はそういうのがハードウエアのデバイスとして(テレビ受像機に代わるものとして)登場するのではないかと思っている。(堀江氏)



雑誌はメールマガジンになればいいのではないか。
セルフブランディングをきちんとやれれば大丈夫。
怖いものがなくなった。つまらない仕事は断っている。


メールマガジンがビジネスモデルとして一番いいと思ってる。読者1万人を超えたが、2人で運営している。始めるにあたっては佐々木さんのモデルを参考にさせてもらった。(堀江氏)

ジャーナリストの仕事は雑誌中心だった。原稿料もよかった。連載が5年前くらいは10本以上あった。今は2本しかない。すべて休刊してしまったから。

そういう状況で、メルマガ、公演、書籍の3つで収入を確保できるようになった。
そうなったら怖いものがなくなった。今までは雑誌というフィルターをとおしていると、そのカラーを気にしなくてはいけなかったりした。
自分の本を売るためには、つまらないテレビのコメントをうけなくてはならなかった。雑誌の3行コメントとか。
今、そういうのは一切断っている。セルフブランディングをちゃんとやれば大丈夫だというのがわかってきたのがこの2,3年。
最近は仕事を全力で断っている。断っている方が精神衛生上いい。必要最小限の生活ができる収入を、納得できるいい仕事で得られればそれでいい。(佐々木氏)




以上です。

お二人の人柄がよくわかり、話のネタになりそうなウラ話もたくさん聞くことができてとても楽しい2時間半でした。
トークライブっていいなぁ。仕事先が新宿になったこともあり、ロフトプラスワンのイベントは定期的にチェックしてみたいと思います。

堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方    100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術
↑↑ちなみに、2004年に刊行されたこれらの2冊の本は
佐々木俊尚さんが、当時ゴーストライターをやったそうです。(ともに絶版)


ここまで読んでくださった方は、ぜひ、拍手かツイートを↓!(笑)

松崎哲也


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[ 2011/03/27 14:35 ] 講演会 | TB(0) | CM(0)

この半年でいちばん拍手の多かった記事

この数か月、ブログのアクセス数が増え、記事に対していただく拍手の数も増えてきました。
ありがとうございます。(本当はフェイスブックの「いいね」ボタンに連動とかやるべきなんでしょうが)

気にしていないようで、気になるのが、各記事の拍手の数です。

で、この半年でいちばん多くの拍手をいただいたのがこの記事です。

ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか

なぜ、この記事を紹介しようと思ったかというと、もうひとつのザッポス本である、「ザッポスの奇跡」を書かれた、石塚しのぶさんが主催者となって、ザッポスCEOの来日チャリティ講演会が開かれるということを知ったからです。
詳細はコチラ↓
ザッポス社CEOトニー・シェイ来日特別チャリティ講演

石塚さんのツイートによると、定員の500名まであとわずかということで、私も急いで申し込んだのですが、今でも予約受付中のようです。その後の会費振込みなどの案内がないので、若干不安なのですが・・・

うちの会社のメンバーたちは、本のなかでも紹介されている、あの有名なラスベガスの「ザッポス・ツアー」に参加してきた人がいて、非常にうらやましいのですが、トニーシェイ氏のお話はそうそう聞けるものではないと思いますので、興味のある方はぜひ。

石塚しのぶさんの書籍も改訂版が出たようです。↓

ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~
石塚 しのぶ
廣済堂出版
売り上げランキング: 3649



今週はまったく時間が取れず、手抜きのブログ更新でしたー。(笑)
松崎哲也
[ 2011/03/06 22:02 ] Web | TB(0) | CM(0)
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松崎哲也 (love365)

Author:松崎哲也 (love365)
ベネッセで雑誌とWebのメディアマーケティングを担当する部門のブチョー。ソフトバンク・アカデミア外部1期生(現在参加中)。
「発信内容は個人の意見であり、必ずしも組織の見解と一致しているわけではありません」

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