SLツーシン

いつもSmileでいたいと願うLeaderの、日々の気付きをとりとめもなく書き留めたブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

オープン出版宣言 小林弘人

アップするのがおそくなってしまいましたが・・・
5月14日(金)に「新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に」
の小林弘人さんのお話を聞きに、丸の内まで出かけました。

私的には、今年、一番聞きたい講演だったのですが、
意外にも、席は若干空き気味でした・・・。
ですが、質疑応答のも活発で、地方でもサテライト受講されて
いらっしゃる方が多くおられました。

基本的には新世紀メディア論とFREEの内容に沿っていましたが、
講演のタイトルのとおり、小林さんの意志というか、決意というか、
宣言があり、カッコ良かったデス。

以下、心を打ち抜いたポイントを・・・。


メディアの資産とは・・・

形状ではない。コミュニティである。
コンテンツはコピーできるが、
コミュニティはコピーできない。

価値はそのメディアに集うコミュニティにあり、
それを換金化するのがメディア・ビジネス。



大切なのは、信用と継続。
これを形成するのは、目利きとしての情報提供(メディア力)
そして、コミュニティに対して寄与すること。



オールドメディアがいくらウェブビジネスに進出しようとも
うまくいかない理由。

それは、、、
地球人が火星で商売しようとしているようなものだから。

1)
ウェブは非貨幣経済と貨幣経済のハイブリッド型
ただし注目資本主義であり、貨幣が資本ではない。
(アテンションエコノミー)

2)
ウェブでは限界費用がゼロ円。つまり、タダ引力圏の惑星。

3)
1&2の理由により、情報は日用品となり、百円均一ショップの商品並みに潤沢生産品となる

4)
グーグルは非貨幣経済圏における世界銀行
(SEO対策にたいして、グーグルは調整をしている。グーグルDANCE。)

5)
「潤沢」の徹底活用か、新しい「稀少」だけが金が取れる。

コモディティになっていたら、商材にはならない。
「無料」で誘因材料にする

フリーで勝っている会社は、プラットフォーム系が多い。
「潤沢」の活用パターン



これからのメディアはストリームになる。

どこか一社がもてるわけでない。
ストリームは独占できない。

パーソナライゼーション化したストリームに、
どうやって自社商品を忍び込ませるか。




あとは・・・

アメリカのメレディスグループ
http://www.meredith.com/landing.html
http://buginear.blog10.fc2.com/blog-entry-153.html

研究してみようと思います。




以下、講演の同時メモ、ダダモレ全文です。


2010 新世紀メディア論 インフォバーン代表取締役CEO小林弘人 氏

オープン出版宣言

今日は、メディアビジネス全般について
ネットを中心にしたメディアビジネスについての話

進化論はまだ、途中。旧来のメディアは進化の初歩の段階

自己紹介
ワイアード日本版で書籍編集を行う
ワイアードのサイトが初めて、ネット広告を開始した。

98年インフォバーン設立
ブログ出版のプロデュース
ギズモードJAPANほか、多くのWebアカウントを持っている

ツイッターアカウント
@kobahen


「誰でもメディア」時代。
Webの水平線上に出れば、誰でもメディア化してしまう。

ユーザーもメディアである。

マンゴー農家が、おいしいマンゴーの育て方をHPで更新している。
これは、日刊マンゴーである。
換金化手段がマンゴー販売になっているだけ。

旧来の出版社は個人と競合することになる。

どういう企業がだれでもメディア時代に対応してきているか
前田建設ファンタジー営業部

マジンガーZの基地をつくるとか。
グランツーリスモのサーキットを作るとしたら・・・。

誰でもメディアよりも、テレビはみんなが見ているから偉い?

でも、テレビは遠洋で大漁を狙う漁業
かなり高コスト
でっかく網ですくった魚が漏れてしまうかもしれない。

でも、その魚(視聴者)たちは、検索もするんです。
例えば、うろ覚えの商品名やサービス名で。。。

テレビでとりあげられたことが、ながら検索で検索されている。
必ずしも目当ての人を全てとれているかどうかわからない

そのキーワードで検索をすると
テレビ局のサイトでもないし、新聞広告、紙媒体よりも
ミドルメディアや個人ブログが頻出する。

ギズモードのブログが引っかかったりする
150万UU 関連性への遷移がある。


認知獲得のフロー

マスメディアは瞬間的な認知獲得や刷り込みに。
そこから応援団を組織し、情報発信者とコミュニケーションさせるための
パーセプション・リレーをいかに設計するか。


マスフィード

ネット上でクチコミ
インフルエンサーが
マイクロフィードする←→ミドルメディア
           ↑補完関係の断続的メディア

アイドマ→アイサスへ


マイクロフィードを考えずにはマーケできない


リアルタイム検索でメディアが変わる
パブサブハッブによって、検索が高速化した。

これまでは、既知検索(コグニティブ検索)
これからは、予知検索も可能になってくる(プリ・コグニティブ検索)

メディアの設計や売り込み方も変わってくる。


ミドルメディア=アグリゲーター
がミドルメディアとして成立する。
小資本でできるようになる。

検索エンジンはすべてを均等に集約する。

美容だけ、といったブログをまとめて、アドネットワーク化して広告を取っていく。

クラスターを狙う。横軸を通す。



ミドルメディアの具体例

メディアジーン

ゴーカーメディア  
ブログが現在8つある。一つずつ、特長のあるブログメディアになっている。


ギズモードジャパン

1日26回更新。ほぼリアルタイム更新。
ライフハック(仕事術)
i09 アイオーナイン(SFだけを扱ったブログ)など

AOLのメディアグロー
83種類のメディアを持っている。
広告も自分たちで取る。


ポリティクスデイリー
政治の情報
優秀な記者を引っ張ってきて、ネットで書いてもらっている。
日本ではもまだ、できていない。


今後は、ひとつにジャンルを絞ったブログメディアや
ニッチメディアは出てくるのではないか?



シュガーインク
全米で人気になりメディア帝国に25種類のメディアを展開中。
イギリスにもFC化

ナタリー
http://natalie.mu/
津田大輔さん 音楽系のニュースサイト


ダニー・チュードットコム
http://www.dannychoo.com/top/ja/
個人で英語で発信する秋葉原&サブかる情報ブログ
全国区のレーダーには引っかからないかもしれないが、影響力がある



Hubメディア
アグリゲーターについて



テーマ別アグリゲーター
すでにあるあちこちにあるサイトから情報を集めてくる。
人間がやる場合、プログラムがやる場合。

自動販売機メディア、ムジンくんのように。
プログラムがやっているのはボット系という


人間がやっているモノの例としては、オールアバウト


アメリカのアバウトドットコムはすべて動画にしようとしている
http://www.about.com/


トラカレ  人文系サイト 
http://torakare.com/
分野を絞った場合にアグリゲーションは有効。

ハディントンポスト
直接記者をやとって記事を書いている。



ボット系では・・・
テックミーム Tech Meme
http://techmeme.com/
ある記事に対する反響まで引っ張ってくる
アルゴリズムが洗練されている。
ボットがやっているので、コストも抑えられている。



ニューサー
http://www.newser.com/
提携先の新聞社から記事を持ってきている。
ビジネスモデルかはわからないが、入った広告をシェアしているのではないか。


CGM
フォートラベル
食べログ
価格コム
newシング

日本で何が話題になっているかが、



知名度VS影響力


影響力のある日本のブログをランキング。出版社のものは圏外。
オーソリティというサイトの結果
http://authority.jp/

雑誌に取り上げてもらうよりも、ギガジンの方がよく売れる時代。

影響力はある、でも全国区では知られていない。
ステルスメディアと呼んでいる。

個人でブログをやっている人は2000万位の収入がある
でも、だれも公言しない。

扱っているコンテンツによって換金化の手法は違う
そこから先は有料のコンサルになる。

装置産業はビジネスモデルを考えなくて良かった
ミドルメディアは自分たちでモデルを見つけなくてはならない。

例えば、日本全国の車の燃費を集めているサイト
そういった情報を企業にマーケティングデータを販売しているらしい。

沖縄のマンゴー農家はマンゴー販売で課金化している




テーマ2 誰でもメディア情報時代

情報は以下にに大別される

フロー
=電子メディア、さらに加速中

ストック
=書籍・バイブル

エコー
=電子媒体のみ:検索エンジンの存在が生み出した。


例)
ホットフロッグ http://www.hotfrog.jp/
地域のお店の情報を
台東区 のこぎり で検索すると出てくる。
その情報はお店の方で入力させている。

リスティングで他人の力を使ってコンテンツを作っている。

例)
勝てるFX会社比較
自動販売機モデル 金庫だけのサイトとか、、
かなり儲かっていた
ニッチなものに絞ることで上位に入ることができる。

自分たちで
死蔵しているコンテンツをたくさんもっているメディア企業は損をしている



メディアの資産とは、、、

形状ではない。
コミュニティである。
コンテンツはコピーできるが、
コミュニティはコピーできない。

価値はそのメディアに集うコミュニティにあり、
それを換金化するのがメディア・ビジネス


ロングテール消費とコンテンツ商材

ネットでは全体の売上の80%以上はロングテールで稼ぐ。
超ニッチ商品
リアル店舗では売り場のの隅にある商品がウェブによって可視化された


ニッチを可視化してユーザーを囲い込め。
ヒットが出なくなったのではなく、分散した。

一極集中はむしろ減り


ニッチの売り込みはバイラルである。

マイクロフィードを活用した動線づくりが必要
ただし、これは、1日にして成らず。

大切なのは、信用と継続。

これを形成するのは、目利きとしての情報提供(メディア力)
そして、コミュニティに対して寄与すること。
最後にツイッター、ブログ、


オールドメディアがいくらウェブビジネスに進出しようとも
うまくいかない理由。

それは、、、地球人が火星で商売しようとしているようなものだから。

1)
ウェブは非貨幣経済と貨幣経済のハイブリッド型
ただし注目資本主義であり、貨幣が資本ではない。
(アテンションエコノミー)

2)
ウェブでは限界費用がゼロ円。つまり、タダ引力圏の惑星。

3)
1&2の理由により、情報は日用品となり、百円均一ショップの商品並みに潤沢生産品となる

4)
グーグルは非貨幣経済圏における世界銀行
(SEO対策にたいして、グーグルは調整をしている。グーグルDANCE。)

5)
「潤沢」の徹底活用か、新しい「稀少」だけが金が取れる。

コモディティになっていたら、商材にはならない。
「無料」で誘因材料にする


フリーで勝っている会社は、プラットフォーム系が多い。
「潤沢」の活用パターン


クリステンセン
イノベーションへの解
イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)
クレイトン・クリステンセン マイケル・レイナー 玉田 俊平太 櫻井 祐子
翔泳社
売り上げランキング: 3375
おすすめ度の平均: 4.5
4 この本の要点
4 HPとP&GとDELLとINTELとSONY好きの人
4 「コア技術」偏重にならないために
5 ここ20年、多くの日本企業が陥っている負のスパイラル克服へ
5 イノベーションの教科書 イノベーターを目指す人はぜひ読んでほしい



新しい稀少が持ち上がっていく。

織物が工業化される(潤沢化)→新しい価値が生まれている。

サブセット 近接領域に新しい稀少が生まれている。



「ウェブじゃ食えない」

潤沢資源を追加しているだけでは食えません。


(よくある質問)
具体的に儲け方を教えろ
→なぜ? あなたに教える理由は?






新しい提案

メディア空間拡張による期待役割の変化

出版のゴールは二次元の情報提供だけにとどまらない


従来→
コミュニティはメディアの外部にあった。


今ではメディアの中にコミュニティが持ててしまう。
情報が共有できる。
逆に情報をもらうこともできる。

また、他社サービスへの遷移ができる。
そこでのアフィリエイトなどでの換金化ができるかもしれない。
次のアクションに遷移する。それが同一次元で行われる。


情報が日常化した時代の戦略

情報提供に加えてソリューションプロバイダに

潤沢になった情報で集客

自社
そこから情報をハブにして遷移した先のユーザー行動を喚起化
手段に変える手法がある

そのためにDBが必要。




アメリカのメレディスグループ。
http://www.meredith.com/landing.html
http://buginear.blog10.fc2.com/blog-entry-153.html

データベースを持っている。
今、すごく成功している

コミュニティを内部にもつか、外部に持つか。

これからのメディアはストリームになる。

どこか一社がもてるわけでない。

ストリームは独占できない。
パーソナライゼーションしたストリームに、どうやって自社商品を忍び込ませるか。



(調査結果より・・)

92%が紙のメディアを見る

78%がもっとパーソナライズしてほしいと思っている。



エスプレッソブックマシーン
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=mkQa7tHpnn4

その場で自分の本ができてしまう。
ハイバーパーソナル




オープンメディア宣言

志を持って、責任をもってやる。



===========================

質問

グーグルと中国の話題
グーグル八部に対してどう思うか。

A
いち私企業が営利目的でやっていることなので。
グーグルを絶対視も信頼もしていない。
絶版にしたものをブック検索は反対
絶版権もある。

自殺で検索すると、自殺の方法ではなく
自殺を止めるための情報が上がってくる。
倫理性、公益性を考えたやり方なので、納得できる。

=======================
Q
日本の出版社が電子書籍リーダーを出す
という話があるが、どう思うか
A
電子書籍端末はどんどん出てくる。
アメリカではヌックもある、スティッフ(ハースト)
MP3プレーヤー並に出てくる

どの電子書籍端末で読めるように備えていく必要がある。

囲い込むためには、アマゾンのような販売のプラットフォームを持っている
ところを的にまわしてやっていくのはかなり厳しい。

ヌックは店舗に行くと1時間フリーで読める

今後日本の出版社はどうなるか?は

出版不況は構造不況である。新しいビジネスモデルを確保できるかどうか。
適者生存、進化できたところが生き残る。
企業として企業努力したところが生き残る。


====================
Q
就職先としてIT企業にいくべきか、出版社にいくか?

A
企業が好きかどうか、その商品を愛しているかかどうか。

出版社に行きたい人は、雑誌を作りたい人だった。
コンテンツ作りたい人は、既にウェブでやっている。
今出版社に行きたい人は、出版社が好きな人。

=====================

ハイパーローカル

道玄坂だけのはハイパーローカル誌とか。
日本の場合、まだ、ハイパーローカルを目指している雑誌は


潤沢かした情報は他にまかせて、
稀少性のある超地域情報に特化するのは良い方向であると思う。

=====================

接触メディアによって、トライブが違ってくる。
それが戦争の原因になってくるかも。

確かに分断されている。接触メディアによって。

まずは、リテラシー教育である。
お互いの食わず嫌いをなくす

======================
Q
ロングテール時代にコンサルがウェブで課金できるか

事例をどうするか?

A
→ロングテールの定義はプラットフォームのはなし。
プレーヤー(出品者)にとっては、ビジネスになるわけではない。

ソニーの子会社で、エムスリー?
もっと詳しく聞きたい場合は、有料会員へ。
ロングテール化に成功している事例。

自分がプラットフォームになる

======================


闘病記のポータルサイト


======================

新聞記者のツイッターをフォローするだけで
自分新聞ができてしまう。

パーソナライズの主体は相手に依存されている。

ネットは前のめりメディア
======================
Q
出版社が仲良くしておくべき会社

A
その領域をやってしまう方がいい。
おそらく、音楽はオーディオブック
全世界で売れるように。

商売を日本語圏に限定しない方がいい。

国際ブックフェア(ニューヨーク)

世界中からお金を集める。

考えなくてはいけないのは、ファンドを作って世界を相手にするスキーム。

音楽業界を見ていると成功も失敗もよくわかる。

(以上)
[ 2010/05/24 00:25 ] 講演会 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

最新記事
プロフィール

松崎哲也 (love365)

Author:松崎哲也 (love365)
ベネッセで雑誌とWebのメディアマーケティングを担当する部門のブチョー。ソフトバンク・アカデミア外部1期生(現在参加中)。
「発信内容は個人の意見であり、必ずしも組織の見解と一致しているわけではありません」

FC2カウンター
全記事表示リンク


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。