SLツーシン

いつもSmileでいたいと願うLeaderの、日々の気付きをとりとめもなく書き留めたブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

ニコニコ動画に見る次世代メディアの可能性について

(講演会の備忘録です)

20080618動画コミュニティ ニコニコ動画に見る次世代メディアの可能性について

株式会社ニワンゴ
代表取締役社長 杉本 誠司

ニコニコ動画のコミュニケーション演出のキーワード

■動画と投稿コメントの紐付けによる同時性

■非同期コミュニケーション(リアルタイムでない同時性の演出)

■チャット同じコメント投稿方法(大量の投稿を実現)

ニコニコ動画は、動画配信サービスではなく、コミュニケーションサービスである。

非同期コミュニケーション(造語)が最大の特徴。

非同期コミュニケーションはネットの中では一般的な現象。

BBSなども非同期。必ずしもレスがあるわけではない。

期待感はあるが、強制はされない「ゆるさ」がネット利用者には居心地が良い。

メールコミュニケーションの延長にあるイメージ。

動画を共有しながら、「ゆるい」コミュニケーションができることが魅力


ニコニコ動画の歴史

2006年12月12日にYouTubeの拡張機能として、サービス開始

2007年2月23日 ユーチューブから突然アクセス拒否を受ける

対応策として、スマイルビデオという動画投稿サービスを2週間で立ち上げ

3月6日に10万人までのクローズからスタート

現在700万人会員突破!!



登録会員700万人

プレミアム525円が19万8000人

モバイルが162万人

最新の会員状況

無料登録会員は760万人

有料のプレミアム会員(515円/月)が20万人  ←(毎月1億円ですね。。。)

モバイル会員が180万人


会員の構成比

男が71%

10代が27%

20代が47%

30代が18%

モバイルをはじめてからは10代が激増

今年は10代がもっと増えるはず。。。


PVが6500万PV/日 (月間20億PV)

アクセス180万人/日(月間5400万人)

1800万回再生/日

コメントは300万コメント/日

ミクシィと変わらないアクティブさ(発言数ベース)

現在、100万ファイルがアップされている。


ネットレイティング調査結果より

月当たりの平均訪問回数の比較

YouTubeは5.17回アクセスに対して、ニコニコは8.8回

平均利用時間

YouTubeは1時間 ニコニコ動画は4時間を越えている

滞在時間が長いのは、コミュニティサイトであることがその理由。

画像を見ることよりも、コメントを見に来ている。

動画をベースにして、同じサイトを回遊している人がいる。

(毎回同じ動画を見ている。コメントの変化を楽しんでいる)


アクティブな会員は1回当たり、平均1時間くらいのアクセス。

今後の展開について

ニコニコ動画はあさっての方向に進化

マイクロソフトのソープボックス
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20368996,00.htm

中国のYOUKU 
http://ja.wikipedia.org/wiki/Youku
の方向ではなくCGMの方向に進化。

動画配信サイトではなく、コミュニティサービスである。

動画の中に書き込む機能を強化していく

参加モチベーションを高める仕組みに進化する


進化の方向性の例

「ニコニコ生放送」

ライブチャンネルを共有する。

動画とネットのコメントで双方向性のやり取りができるようになる

同時アクセスが3000人(現在のMax)

今後、同期アクセス10万人に耐えられるようにしていきたい

武道館ライブや東京ドームを越えられるメディアになる

非同期→ライブに関しては同期型が今年のテーマ

「ニコニコアニメチャンネル」

アニメの製作委員会方式で

「ペンギン娘はあと」や「CANDYBOY」というコンテンツ

ネットの配信をベースに製作委員会のビジネスモデル

(ADKが関与?)



「ニコニコ市場」

ECのモデルを組み合わせている。

AmazonやYahooショッピングに連動。

動画に対して好きな商品を展示できる。

「代表例」

高いところから降りられない猫の動画に対して、消防はしご車のミニカーの展示販売。

普通は売れないが、シャレで売れていく。

貼り付ける面白さ、本当にそれを買う面白さ。

Amazonのアフィリエイト料はすべてニコニコ動画に落ちる。(びっくり!)

当初はユーザーの反発もあったが、だんだんと理解されている。

そういうビジネスの仕組みによって、自分たちが楽しく遊べる環境が維持されているという理解。

コマースは1カ月で3億円(売上ベース)売れている。


「電光掲示板」

サイト上部に電光掲示板のように、ニュースっぽいメッセージが流れる。

「●●が●●を見て●●を買いました、、、」のような。



「ニコ割」

動画視聴中に割り込んで時報やメッセージを伝える「ニコ割」

コレを利用した広告展開で「コメ職人のお米」が販売されて大盛況になった。

いきなり時報が提供されるので、うざいという評価だが、話題になるのはPR効果があると判断。

(↑すごい論理展開だが、それが許されるのがニコ動か。)

「ニコニコ映画際」

http://www.nicovideo.jp/static/festival/award_01.html


コンテンツからの商品化

レッツゴー陰陽師

→CD化された。

「猫なべ」など派生した書籍、歌、写真集
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AD%E3%81%93%E9%8D%8B%E2%80%95%E3%81%BF%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%81%8F%E7%8C%AB%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%81%9F%E3%82%8A-%E5%A5%A5%E6%A3%AE-%E3%81%99%E3%81%8C%E3%82%8A/dp/4576072064


パートナー企業との連携を推進

コンテンツホルダーによる公式動画サイト

エイベックスとか

小池百合子の公式ページもある


権利問題が最大の課題

・監視、削除体制の強化

・権利侵害対応プログラムの強化(登録権利者数49社)

・啓蒙活動の強化

ジャスラックとの管理楽曲の権利許諾における契約締結

人の歌を歌ってみたというのはOKになった。

原盤に関してはまだダメ。

その他権利者、権利団体とも積極的に対話を実施

フィルタリング→モニタリングへの変化



実際に回線をつないで、ライブで実演&事例の紹介


猫なべは100万回再生されている

初音ミク 一緒に歌をうたう ヤジを入れる 一体感が特長

GO MY WAY ごまえ ゲームの中のキャプチャに声を入れている


フィギュアをコマ撮りした「クレイアニメ」の作品など、完成度が高い。 

その動画に使用したフィギュアがニコニコ市場で売れている。

2時の「時報」で社長がお礼のコメントをだした。

「製作者の方、感動したので、ぜひ、メールください」

そのことが、さらに話題に。



まとめ

ニコニコ動画はユーザーのクリエイティブによって支えられている。


動画サービスとは単純にいえない


YouTubeは1対1の放送。

ニコ動はお茶の間や映画館を共有するイメージ
[ 2008/06/18 00:00 ] 講演会 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

最新記事
プロフィール

松崎哲也 (love365)

Author:松崎哲也 (love365)
ベネッセで雑誌とWebのメディアマーケティングを担当する部門のブチョー。ソフトバンク・アカデミア外部1期生(現在参加中)。
「発信内容は個人の意見であり、必ずしも組織の見解と一致しているわけではありません」

FC2カウンター
全記事表示リンク


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。