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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

地頭力を鍛える」 で有名な、ザカティーコンサルティング ディレクター細谷功さんの講演会に行ってきました。
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

地頭力」とは、問題解決のための思考方法です。

大切なポイントは、
「結論」から考える
「全体」から考える
「単純」に考える

この3点。

今は、考えることがかつてないほど重要な時代になってきている。

インターネットにより、素人でも専門家並みの情報が入手可能な状況。
だからこそ、情報に依存する姿勢が非常に危険なんだそうです。

Web2.0の世界では「どれだけ考えられるか」で差別化を図る時代。

そうした時代に生き残れるタイプの人間を、細谷さんは
「地頭型多能人」(バーサタイリスト)と呼んでいます。

そんな地頭力を測定、訓練する思考方法の一つに、「フェルミ推定」があります。

フェルミ推定とは・・・
一見算出が困難な数量を、短時間で手元にある簡単な数字で推測すること。

細谷功さんによると・・・
「すべての人が同じ土俵に立って考えるための問題」なんだそうです。

たとえば・・・
「日本全国に電柱は何本あるか・・・3分以内に類推して数を答えなさい」
という質問が例題として出ました。
使っていいのは、紙とペンだけ。電卓やPC、携帯電話はNGです。
類題としては、「美容室の数」「葬儀屋の数」なども。

どうですか? みなさんも考えてみてください。

私は「電柱」はすぐに結論が出ました。1分くらい余ったので、
「美容室」もやってみました。

答え合わせの結果・・・「電柱」は見事にビンゴ! ズバピタでした。
しかし「美容院」は計算間違いで、ひとケタ外してしまいました・・・。(>_<)


この手の問題が出題されたときに大切なポイントというのは以下の点だそうです。

■知的ファイティングポーズをとれるか?
→そんなのわかるわけないよ、という姿勢が一番いけない。
それでも意思決定は必要です。

■とにかく制限時間で答えがだせるか。
→3分じゃ短すぎてできないよ、と思った人。
じゃあ、いくらあれば足りますか? 
腹がくくれるかどうかがポイント。

■「前提条件」を決めて前に進めるか?
→電柱って、送電線も含めるの?地中にあるやつもあるよね。
もっと詳しい前提条件を決めてくれないと・・・と思ったあなた。
ビジネスの場ではあなたが専門家です。あなたが定義を決めてください。

■「情報がない」ときにどこまで粘れるか?
→もっと情報を集めてから考えたいなぁ・・・と思った人。
集めたらもっと悩みが増えますよ。

■「正確性」でなく、「算出プロセス」が重要
→もともと正解などない。ビジネスにおいては。ほとんどの場合。



その他にお話の中で面白かったのは、質問者と回答者のやりとりが
なぜしっくりこないか?というお話のところ。

ビジネスシーンにおいて、聞いている方は、それほどの精度は
期待していないことが多いということ。

聞く側は 大体の範囲で聞いている。
答える側は 狭い範囲で正確に答えようとするので、答えれらなくなる。

これは、私の経験上もよくあります。

こちらとしては、うまくいっているのか、いってないのか。
うまくいっているなら、1割増しなのか3割増しなのか、
ざっくりとした感触を聞いているのに、もっと細かいことが気になってしまい、
「わかりません。自信ありません。戻って資料を確認します・・・」となることが
よくあります。(本当はざっくりも捉えられてないかもしれませんが)

この場合、「最小値と最大値の範囲を示すだけでも十分意味がある」そうです。
確かに、これは答え方としていい逃げ方ですね。
「詳しくは覚えてませんが10‐20%アップくらいで推移してます」
そういえたら、上司は大体の判断ができますよね。



つまるところ、フェルミ推定とは
「つかみどころのない漠然とした対象物にどのようにアプローチすべきだろうか」
というときの思考方法です。


自分の身の回りの事例から推察するズームアウト型→これはダメ
わかるところだけを調べて推察する虫食い型→これもダメ
全体を俯瞰して、ざっくり区分して推察するフレームワーク型→これが大切です。

細谷功さんは後半にこうまとめられていました。

地頭力とは「離れて」考えること。

向こう側に離れる(仮説思考力)←道筋が見える
「上空」に離れる(フレームワーク思考力)←全体が見える

フェルミ推定を正しく行えるようになると、少ない情報の中での
いい加減な推定でも、桁数くらいは合ってくるそうです。

それくらいの頭の使い方をするかどうか
倍半分くらいの精度でわかればOKというスタンスで、
ぐんぐん類推を進められるか。物事を決めていけるか。

フェルミ推定では、「時間」を「精度」に優先させる訓練ができるということです。

正解がない時代、スピードが重視される現代において、この地頭力
は特に重要となる状況ではないでしょうか。

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[ 2008/11/17 00:35 ] 講演会 | TB(0) | CM(0)
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松崎哲也 (love365)

Author:松崎哲也 (love365)
ベネッセで雑誌とWebのメディアマーケティングを担当する部門のブチョー。ソフトバンク・アカデミア外部1期生(現在参加中)。
「発信内容は個人の意見であり、必ずしも組織の見解と一致しているわけではありません」

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