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佐藤可士和のクリエイティブシンキング

クリエイティブシンキングとは何か?
それは、創造的な考え方で問題を解決していく手法

問題提起からコンセプトの立案、企画書作成、ミーティングの進め方、プロジェクトの具現化まで、あらゆるジャンルの仕事のプロセスすべてに活用できる。相手(顧客)の悩みを丁寧に拾い上げ、本質を見極め、課題を発見し、解決していくこと。

ただし、通常のコンサルティング会社等の手法と大きく異なるのは、その解決を、デザインやアートディレクションといったクリエイティブ活動によって実現するところ。

さらに佐藤可士和さんのすごいところは、その手法を客観的にメソッドとして確立しているところです。
なので、仕事のクオリティがぶれることなく、コンスタントにクライアントの望む成果に直結した結果が出ているのだと思います。しかも、その活躍の舞台は、消費財からコーポレートブランディング、幼稚園運営まで幅広い。

佐藤可士和のクリエイティブシンキング
佐藤 可士和
日本経済新聞出版社
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なるほど・・と思ったところを思いつくまままとめます。

■最も大切なのは「そもそもこれでいいのか?」という疑問を抱くこと。過去の習慣や業界の常識といった「前提」を疑う気持ちがないと、物事はダイナミックには変化していかない。ただし、必ずしも「否定」する必要はない。何もかも否定していたら、「変えるために変える」という無意味な行為に陥る危険性がある。
まず、周りの近しい人に、素朴な疑問として聞いてみてはどうか?

■コミュニケーションのスキルはどんな仕事にも欠かせない基盤であり、磨けば磨くほど財産となる能力でもある。スキルアップの方法はいたってシンプル。
・人の話をちゃんと聞く
・話の本意を読み取る
・自分の考えを正確にまとめる
・相手に分かりやすく伝える

当たり前のことだが、ビジネスシーンではなかなか難しい。
「無意識」に行っているコミュニケーションを「意識的」に切り替えること。

■コンセプトを多くの人に端的に伝える時には、本質をシンプルに表せば表すほど、ビジュアルが持つ力が発揮され相手に伝わりやすくなる。抽象的概念を相手が瞬間的にイメージできるように伝えたい場合、ビジュアル化してみることはとても効果的。

表現するということは、記憶をコントロールし、組み立てていく作業でもある。
「日常で体験したことすべてがアイデアソースになる。ただし、普段から「クリエイター」の眼で見ていないとアイデアは見つからない」

リサーチよりもリアリティ。リアリティをつかむために大切なことは「人間の根源的な部分に訴える」こと。人間の行動パターンや嗜好性は時代とともに変わっていくが、時代を問わず変わらない人間として根っこの部分があるはず。

■リアリティをつかむために必要なのは「お茶の間目線」。企業が想定する「お客様」というのは、高い期待値が前提となっている。しかし、世間の人々の大半は企業側が考えているよりずっとクールかつドライな視点で商品やブランドの価値を見定めている。
企業側からすると競合他社製品と大きく差別化したつもりの新作でも、お茶の間目線では微差でしかない。
お茶の間目線を理解するには、生活者のリアリティをどれだけ持ち続けられるかにかかっている。

■コンテンツからコンテクストを作る
ブランドストーリーやコンテクストという概念が大切。いわゆる物語というよりは、ブランドのバックグラウンドやコンセプトなどの大きな軸に沿って、一つひとつの要素がつながり文脈をなしている状態。
新たなコンテンツを加える際にも、文脈を意識する必要がある。ストーリーを描くことができれば、ブランド全体の輪郭が鮮明に浮かび上がり、消費者にとってもわかりやすく伝わっていく。

■デザインとは問題を解決するために、思考や情報を整理して、コンセプトやビジョンを導き出し、最適な形にしてわかりやすくその価値を伝えていく行為。
デザイン=ソリューションとしてとらえるべき。

■「外見と中身を分けて考える人がいるが、外見は一番外側の中身なんです」これはデザインの本質を突いた言葉。中身の考え方を正しく表に表せているものが、デザインされたものということ。例)アップルの一連の商品。


以下、目次を眺めるだけでも勉強になります。
もう一度振り返る時のためにコピペしておきます。

【目次】(「BOOK」データベースより)
1 クリエイティブマインドを作る
 その前提は正しいか?─疑うことがクリエイティブの出発点
 人の話を聞く─相手の本意を引き出す問診力
 悩んだら気持ちを書いてみよう─自分の気持ちを整理する
 見立ての習慣、身につけよう─比喩することで本質が伝わる
 自分の仕事を描いてみる─言葉より伝わるビジュアルの力
 記憶の検索エンジン─気になることにタグを付ける
 心をつかむプレゼンテーション─説得よりも共感を)
2 試してみようクリエイティブ
 リサーチよりもリアリティ─時代のキーワード“リアリティ”
 お客様目線とお茶の間目線─似て非なるユーザーと世間
 何でもメディアになる─既存メディアの枠を打ち破る
 主体性の引き出し方─仕事を“自分事”にさせる
 強いチームの作り方─適材適所のプロデュース能力
 ストーリーを描けるか?─コンテンツからコンテクストを作る
 デザインは付加価値か?─ビジョンを形にする
3 こんなところまでクリエイティブ
 働き方をデザインする─環境から組織まで
 オンとオフを無理に分けない─仕事と休暇をリンクさせる
 ハマれるものを見つける─突き抜けると本質が見えてくる
 アナログ感覚を取り戻す─リアリティのセンサーを研ぎ澄ます




松崎哲也




[ 2010/10/24 22:28 ] 書評 | TB(0) | CM(0)
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松崎哲也 (love365)

Author:松崎哲也 (love365)
ベネッセで雑誌とWebのメディアマーケティングを担当する部門のブチョー。ソフトバンク・アカデミア外部1期生(現在参加中)。
「発信内容は個人の意見であり、必ずしも組織の見解と一致しているわけではありません」

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