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日本人だけが知らないアメリカがオバマを選んだ本当の理由―オバマ草の根運動

オバマ関連本は読んどかないと・・・
とあまり期待せずに読んだ割には、新しい発見が結構ありました。



著者の海野素央さんは、今回の2008年アメリカ大統領選において、激戦区の一つであったバージニア州でオバマ草の根運動に参加されていたということで、本文中でもリアルな個別訪問時の体験談がたくさん出てきます。

選挙戦では、テレビ討論やCM、ネットを使った空中戦しか見えてきませんが、その裏には、これほどの草の根運動が実行されていたという事実に驚きました。


以下、読書メモです。


■オバマは20代の前半に、コミュニティ・オーガナイザーの職を選び、シカゴのサウスサイド(貧困地区)の住人ニーズを把握するためのヒアリング調査を実施し、雇用訓練センターの設立の交渉を行った。

■オバマは自伝のなかで「変化は大きな組織が引き起こすものではなく、草の根の動きが引き起こすのだ。それが私のやろうとしていることだ。黒人のまとめ役になるんだ。草の根レベルの仕事をして、変化を引き起こすのだ」と当時を振り返り述べている。

■変革や草の根運動の発想は、即席につくられたものではない。オバマがコミュニティ・オーガナイザーの職を選択し、25年も前から信じて来たものであり、それが彼をアメリカ史上初のアフリカ系アメリカ人の大統領へ導く結果になった。

■オバマ陣営は個別訪問により、フェイス・トゥー・フェイスの対話をし、関心のある争点について傾聴をすることが、電話や郵便を使うよりも票を獲得する上で効果的であると考えている。

■1票を獲得するのに、郵送では389件、電話による支持票制では460件、個別訪問では14件のコンタクトが必要である。

■オバマ陣営では一口5ドルの小口献金モデルに、「期限」と「報酬」をつけて「5ドルのマジック」のパワーアップを図っている。例えば、オバマ支持者には次のようなメールが配信されている。
「7月31日の深夜12時までに献金し、もし、幸運であれば、次の報奨を得られる。」
・オバマの大統領受諾演説が行われる大会の最終日のチケット
・往復の航空券
・その間のホテル代
・舞台裏でのオバマとの面会

■空中戦
インターネット戦略
・カギは郵便番号
・イベント情報(集会、戸別訪問、ボランティア・サミット、ホームパーティなど)
・選挙情報
・小口献金

■リクルート
・フィールドコーディネーターが草の根運動員をリクルート
・個々の草の根運動員を結び付ける

■モチベーションアップ
ファイアード・アップ(熱くなっているか) Fired up? 
レディー・トゥー・ゴー(発射準備完了) Ready to go!

■地上戦
行動におとす
・戸別訪問
・有権者登録
・GOTV(Get Out The Vote)
・電話による支持要請

■私の経験からいっても、オバマ陣営の草の根運動員に対する上からの命令やコントロールは緩かった。あなたは何ができますか?という質問をされるだけ。
用紙に、名前、電話番号、メールアドレス、郵便番号を書き、選挙に貢献できる項目にチェックマークをつけた。住所は問わず、郵便番号を記入することになっていた。

■郵便番号がカギを握っていた。名前よりも、いの一番に郵便番号を尋ねてきたときもあった。イベント情報を流す際にも、草の根運動員の自宅から、イベント会場や戸別訪問の拠点となる支持者の家までの距離に応じて、支持者が参加しやすい集会場所の情報を優先的に送った。

■ブラッドリー効果
1982年のカリフォルニア州知事選挙で黒人の元ロサンゼルス市長トム・ブラッドリーが白人の共和党候補ジョージ・デュークメジアンと争った。事前に行われた世論調査ではブラッドリーが圧倒的有利な状態で、ほとんどのメディアはブラッドリーの勝利を予想し、サンフランシスコクロニクルは「BRADLEY WIN PROJECTED」の見出しをかかげた。しかし、いざ選挙当日になってみると、それまでブラッドリーを支持していた白人有権者がデュークメジアンに投票し、多くの票がデュークメジアンに流れた結果、当選確実といわれていたブラッドリーは敗れてしまった。これは、白人に投票すると言う意見の表明自体が、調査者に人種差別主義的イメージを以て解されるのを嫌った一部の人が、「ブラッドリーに投票する」と世論調査で答えた結果だと社会心理学的な解釈が行われている[1]。多くの白人有権者が黒人候補者に投票するといいながら、実際は白人候補者に票を投じる投票行動を政治学者は「ブラッドリー効果」と名づけた。
ブラッドリー効果


[ 2009/04/18 00:00 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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松崎哲也 (love365)

Author:松崎哲也 (love365)
ベネッセで雑誌とWebのメディアマーケティングを担当する部門のブチョー。ソフトバンク・アカデミア外部1期生(現在参加中)。
「発信内容は個人の意見であり、必ずしも組織の見解と一致しているわけではありません」

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