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「みんなの知識」をビジネスにする

1年以上前に出た本ですが、読み逃していました。
情報としては古いのかもしれませんが、示唆に富んだ本質的な議論がされていると思います。クラウドソーシングを考える際には、手元に置いておきたい。

日本を代表する「Q&Aサイト」である「OKwave」の兼元社長と、ITジャーナリストの佐々木氏が、クラウドソーシングの国内企業の代表と、対談形式で、Web2.0のビジネス化について語り合った本です。


気になった部分を抜き書き・・・

■兼元 僕の持論では、IT革命ってまだ来ていないと思っている。なぜなら、IT革命の本質って、ユーザーが全てを決める世界だから。ユーザーが「こういう車がほしい」って言ったら、メーカーは1台でもつくらざるを得ない世界です。これがたぶんIT革命の極端な理想像だと思っているんです。(以下略)

■そうなってくると、例えばパソコンをつくるとして、どういうものが必要で、必要なものについていち早くどこが作ることができて、どこで流通しているかを分かっているところが勝つ。そいう情報はグーグルが一番集めやすいから、グーグルが勝つ。もし、自動車会社が情報だけを集めて、その情報をもとに部品収集と組み立て指示だけの会社になるとすると、グーグルが「俺たちはトヨタをつくるから」「GMをつくるから」と自動車会社すらつくれてしまう。(中略)

■佐々木 ソーシャルでは、どの部品とどこがつながっているのかが、みんなにちゃんと見えるんですよ。だから何が強いかというと、そのプラットフォームを作る側になりますよね。マーケットプレイスというか、ネットワークプレイスみたいなものをつくっている人が偉くなるというのはあると思います。

■兼元 そうすると、ネットコミュニティ運営企業が製造業の中で一番強いっていう未来がやってくるかもしれませんね。
(↑そんなに甘くはないと思いますが、力をもってくるのでははないでしょうか?)

プレスブログ
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filmo
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■佐々木 昔、アルビントフラーはプロシューマーという言葉を言って、プロデューサー(生産者)とコンシューマー(消費者)が一緒になっていくといった。でも、案外つくっている側はプロのままで、素人が作るようにはならないよね、みたいな現状があり、プロシューマーは生まれていない。どちらかというとマーケッターやリテーラーがコンシューマーと近づいているのが、WEB2.0の現象じゃないかと思うのです。

■佐々木 かつてニフティはコミュニティ空間をつくる企業だったのが、今はブログのプラットフォーム企業になっているわけです。空間形成とプラットフォームって文化的にかなり違う役割になっちゃっている。

空想生活
「ほしい」の声から商品化。みんなの「ほしい」をかなえるサイト。

空想無印
無印良品を空想するサイト。 ... 無印良品の商品を空想しよう。 これがほしい。あれつくって。無印良品へのみんなの声をカタチにしませんか?1000票集めて商品化を目指しましょう。

・もちろん、グループインタビューだとか、そういうものは昔からあって、ユーザーの声を全く聞いてなかったわけではないんですけど、やっぱり主役はメーカー自身で、いろんな意見を吸い上げて最大公約数的にというか、自分たちで整理して「これだろう」と要素を抽出して作るという感じでした。
でも今はユーザーに任せていて、ユーザーの求めるものをつくるという方向に発想が転換しています。(↑この感じ、、、よくわかります。この2つは似て非なるものですね)

■佐々木 いっとき、ロングテール、ロングテールって言ってたけど、ロングテールってしょせん塵なので、実はあまりもうからない。だからロングテールでもショートヘッドでもなくて、チェストだとか、マジックミドルといった中間域が注目されてます。
注目すべきはロングテールでもヘッドでもなく、真ん中のマジックミドルらしい

■みんなの知識をビジネスにするということは本当にかのうかどうかという話をしていて、やはり最後はデザイナーとしての個人の力量に頼る部分が大きいのだとすれば、では、集合知っていったいなんだろうという気持ちも出てくる。

■インターネットというのは、基本的にノイズの山であり、集合知というのはそこから何となくずるずると引っ張りだされてくるような性質のものだ。Web2.0は美しく統合された世界ではなく、雑然としたノイズの山脈のようなものなのである。このふたつをどううまく結びつけるか。
言い方を変えれば、インターネットは拡散するメディアであり、ものづくりというのは集約させるプロセスである。

以上です。


[ 2009/04/19 00:00 ] 書評 | TB(0) | CM(0)
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松崎哲也 (love365)

Author:松崎哲也 (love365)
ベネッセで雑誌とWebのメディアマーケティングを担当する部門のブチョー。ソフトバンク・アカデミア外部1期生(現在参加中)。
「発信内容は個人の意見であり、必ずしも組織の見解と一致しているわけではありません」

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