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山田ズーニー 伝わる・揺さぶる!文章を書く

山田さんは進研ゼミ高校講座の小論文講座の編集長だった方です。
その後独立されて、コミュニケーション論に関するベストセラーを何冊も出されています。
私も最初の1冊はすぐに買いました。2003年ですね。

あなたの話はなぜ「通じない」のか
あなたの話はなぜ「通じない」のか


実は、ご本人を直接拝見したのは、初めてでした。
非常に気迫に満ちた講演でした。山田さん自身の伝えたいという気持ち、自分の経験を分かち合いたいという気持ちに圧倒されました。

正直に、自分の気持ちに向かい合うことが、「伝える」ために必要なことなのだと実感しました。

以下、感銘を受けたポイントを。



ある日、受験生が「明日の小論文のテストがある。原稿用紙の使い方がわからない」という問い合わせをしてきた。私は、一生懸命参考書を調べ、先生に電話をし、大学にも問い合わせて、その子への解答レポートを何枚も書きあげた。

ファックスでそのレポートを送信しようとしたとき、先輩がアドバイスをくれた。
「その子は、大丈夫って、言って欲しいだけじゃないの? 今から、明日のテストへ向けてそのレポートを読んで、対応できると思う?」

確かにその通りだった。私はレポートを捨て、電話をすることにした。
「大丈夫」「原稿用紙はどのように使ってもいいんだよ」と伝えた。

受験生は、とても安心して、翌日の受験に臨めたようだ。
受験生が求めていたゴールは「安心」だった。

何のために書くかで、内容や、手順、書き方が変わる。


目指す成果から考える。読んだ人の心が動くことがポイント

納得、共感、発見。
相手が「腑に落ちた」と納得してくれること。
読み手の心を動かし、状況を動かし、伝わるかどうか。

結果をイメージする
1 読んだ相手にどう言って欲しいのか?(感謝の言葉)
2 相手とどうなりたいか?(関係の変化)
3 どんな状況を紡ぎだしたいのか(目指す状況)


小さくても志のあるものを書こう。
自分の文章の行き先を考えて書こう。



伝わる要件5
本当のこと書く。正直に書く。

こういうと「ぶっちゃけて、書いちゃっていいんですか?」という反応が出る。
本当のことを書くというのは、ぶっちゃけて書くことではない。
「本当のことを書いたら、関係性に波風が立ってしまいます」という人もいる。
それは、本当の想いを書いていないのではないか。

本当の想いを書くとはどうすることか?
ぶっちゃける? 波風が立つ? それは表層の想いではないか。

本当に書きたいという深層は、自分でもわからない。
「経験の湖」に何度もダイビングして、すくいあげて引っかかるものをつかまないといけない。

文章を書く前に、まず、「自分と通じる」
自分と通じている人の文章は、人にも通じる!

本当に言いたいことは、深層にある。
自分の深層と交信する作業=考えるということ。
本当のことを伝えるには、考える力がいる。

考える=自分に問うという作業。


<伝わるための7つの要件>
①自分のメディア力
②意見
③論拠
④目指す結果
⑤根本思想
⑥論点
⑦相手にとっての意味


もっとも大切なのは5番の根本思想。
これをなくして、テクニックを磨いても通じない。



最後にまとめとして・・・

あなたにしか書けない言葉がある。

人は、自分の想いと向き合い、言葉にする勇気に感動する。

あなたの文章に共鳴する人が必ずいる。

あなたには書く力がある。




この最後のメッセージのところに、山田さんの本当に伝えたい想いを感じました。
勇気を頂きました。ありがとうございました。


以下、追記部分は備忘録のための個人メモです。
20090522夕学五十講 伝わる・揺さぶる!文章を書く
山田ズーニー

書く歓び

私にとって、書くことは今でも苦痛である。
自分の限界まで書いても、伝わらない苦しさがある。
なぜ、これほどまで苦しいのか、伝わらのか。


しかし、文章を書くということが、確実に私のステージを広げたのも事実。



ある日、担当している編集と話したとき「伝わった!」という感覚があった。
乱暴な言葉でも、きちんと受け止めてくれた。
いつもなら、誤解される言葉も正確に伝わった。

なぜか。
それは、私が書くものを通して、深く私を知ってくれていたから。
何年も私が書いたものを読んでくれていたから。


不思議なことに、その後連絡くれる人が私のことを「わかってくれている」状態になった。

それが、どんどん増えていくときに、「理解の花が降ってくるようだ」、という感覚になった。

これまでの人生で味わったことが無いような、骨までとどくような理解を得られた。
このとき、これまで苦しい思いをしてきてよかった。そう思えた。

言葉による理解がほしかったのだ、これを求めていたんだといことが本当によくわかった。


私は、あなたの眠っている書く力を伸ばすお手伝いをしたい。



まず、例1

「宇宙人発見のニュースを、何でみたら信じますか?」

?東スポ
?パソコンでインターネット上
?フジテレビで字幕で出て来た
?NHKの7時のニュース
?朝日新聞で号外を出した

言っていることは同じなのに、メディアによって印象が変わる。
信じる信じないまで変わる。情報の意味まで変わってくる。


「何を」言うかよりも「誰が」言うか。
つまり、「何を書くか」よりも、「誰が書くか」が雄弁であることがある。


伝わる要件1

自分のメディア力


自分というメディアの信頼性はどれくらいだろうか?
相手との関係性はどうだろうか。


いかにして読み手から信頼を得るか?
16年仕事をしてきた。ベネッセの進研ゼミの小論文担当といえば、
一発でだれでも会えた。書いた手紙も読んでもらえた。

独立をしたら、だれも読んでくれない、会ってくれない。

焦って、初対面から自己PRをするようになった。しかし、逆効果。
日本人は人前で肩書を語れば語るほど、話を聞いてもらえない


だから私は、読み手に信頼してもらえる工夫をした。
コラムでも、対面の会話でも。

失敗した経験。まず、共感してもらえる体験談を通じて、
理解してもらってから、話す、書くようにした。



伝わる7つの要件

ケーススタディ1
上司へのメール


伝わる要件7つの、要件の要件2・3は「意見」と「論拠」である。

はっきりとした自分の言いたいことと、その根拠があれば通じる。

何を書くかで迷ったら、意見と論拠を決める。

意見とは自分が選択した答え。イコール「決める」ということ。

選択に意志が宿る。
意志が人を動かす。

要件4
目指す結果

何のためにその話をするのか。

網羅型の文章=調べたことを調べたまま抜け漏れなく、間違いのないように全部書く。

ある日、受験生が「明日の小論文のテストがある。原稿用紙の使い方がわからない」という問い合わせをしてきた。
私は、一生懸命参考書を調べ、先生に電話をし、大学にも問い合わせて、その子への解答レポートを何枚も書きあげた。

ファックスでそのレポートを送信しようとしたとき、先輩がアドバイスをくれた。
「その子は、大丈夫って、言って欲しいだけじゃないの? 今から、明日のテストへ向けてそのレポートを読んで、対応できると思う?」

確かにその通りだった。私はレポートを捨て、電話をすることにした。
「大丈夫」「原稿用紙はどのように使ってもいいんだよ」

受験生は、とても安心して、翌日の受験に臨めたようだ。
受験生が求めていたゴールは「安心」だった。


何のために書くかで、内容や、手順、書き方が変わる。


(会社の後輩への引き継ぎ書の例を提示)


目指す成果から考える。

読んだ人の心が動くことがポイント

納得、共感、発見。
「腑に落ちた」と納得してくれること。
読み手の心を動かし、状況を動かし、伝わるかどうか。

結果をイメージする。

1 読んだ相手にどう言って欲しいのか?(感謝の言葉)
2 相手とどうなりたいか?(関係の変化)
3 どんな状況を紡ぎだしたいのか(目指す状況)

小さくても志のあるものを書こう。
自分の文章の行き先を考えて書こう。




伝わる要件5
本当のこと書く。正直に書く。

こういうと「ぶっちゃけて、書いちゃっていいんですか?」という反応が出る。
本当のことを書くというのは、ぶっちゃけて書くことではない。
「本当のことを書いたら、関係性に波風が立ってしまいます」という人もいる。
それは、本当の想いを書いていないのではないか。

本当の想いを書くとはどうすることか?
ぶっちゃける? 波風が立つ? それは表層の想いではないか。

本当に書きたいという深層は、自分でもわからない。
「経験の湖」に何度もダイビングして、すくいあげて引っかかるものを
つかまないといけない。

深層にある、根本思想を見つけ出すワークショップを2003年から続けている。

そのワークショップの生徒さんの例
<嫌いな妹に、「あなたが嫌いだ」ということを言いたい。>

3時間半使って、根本思想のくみ上げをおこなった。
最後に出て来た思い。→「御免なさい」


例2
拒食症を患っている妹に手紙を書く

最初に書きたいと思ったこと→「とにかく食べてくれ」
根本思想のくみ上げのワークショップの後、
この女子大生がさいごに見つけた根本思想
→家族はあなたが大切だ。愛している。



文章を書く前に、まず、「自分と通じる」
自分と通じている人の文章は、人にも通じる!


ワークショップの例3

ずっと自殺を考えていた女性。

私は生と死の天秤ばかりの中間地点にいる。
生も死も私の手を引いてくれない。そういう思いだった。

相手の想いを一言に要約するワークショップ。一言で言う訓練。

短く言うというのは、相手の根本思想に立った、本心を書くことができる。

その女性の考えをずっと聞いていた、パートナーが彼女の想いを一言で要約すると「生きたい」だった。
「あなたはずっと、生きたいといっていたよ」そういう返答だった。

本当に言いたいことは、深層にある。

自分の深層と交信する作業=考えるということ。

本当のことを伝えるには、考える力がいる。

あなたは、考える力について習ったことがありますか?




書き手の根っこにある思いは何か?

伝えたいことは氷山の一角
水面下にあるのは根本思想

本当の思いを言葉にしているから伝わる。




考える道具

考える道具とは何か? それは「問い」である。

大きすぎる問いには答えは出ない。落ち込んでしまう。考えるのがいやになる。

正解ではなく、具体的で小さな問いをいくつか出して、自分の考えていることがはっきりするまで考え続けていること。

どうやったらどうやったら自分らしい文章文章が書けるだろうか。
たいていの指導者は「本を読みなさい」「良い文章の表現を学びなさい」という。
正しい方法は、本を読むことだろうか。

本を読ませれば読ませるほど、引用型になる。どこかで読んだことのある論点。
もしくは、つぎはぎの文章になる。

進研ゼミのH3のリニューアルで、はっきりしたのは「問い」だった。

考えを引っ張り出して、いくつもを問いかけて書かせると、驚くほど個性的な文章が出て来た。

考える=自分に問うという作業。

自分の深層から書きたいことを引っ張り上げる、釣り上げる作業。



ケーススタディ「おわび」

最近のお詫びには、自虐お詫びが多い。
一方的に自分を責めるお詫び。

どこがわるいのか? 今の若者のお詫びは「問い」が「私が良いか、いけないか?」になってしまっている。

喫茶店が珈琲をこぼされた。ウェイトレスがお詫びをする。「私が悪かった」
受け手にとっては、ウエイトレスがが「いいか悪いか」なんて関係ない。

伝える側と受け取る側の問いが全くが違う。これが問題。


伝わる要件6

「論点」

自分の関心はどこに向かっているか。
------------
問い=論点


答え=意見
------------
要件?と?は裏表の関係。

どういった問いの釣り針をたらすかで、釣れてくる意見が変わる。
論点というのは、文章全体のかじ取りになっている。
お詫びの例でいうと「相手のために何ができるか?」という問いに変えてみる。


今書くべき内容は、どんな「問い」に答えるべきなのか?

「問い」をつくって自分にインタビューしてみる。
「問い」をつくるのは難しい作業。だんだんと、問いができる自分になる。

5W1Hを使ったつまらない小さな問いでも、頭が動き始める。
思考停止というのは、問いが立たない状態。

------------
問いを立てるエリアが大切。

過去→「現在」→未来
    ↓
    社会
    ↓
    世界
------------



周りへの問いから始める。周りへばらつけて考えることから

問題発見力。テーマについての問いを並べられるかどうか?
それらを論理づけてつなげられるかどうか?
それができれば、個性的な論文がかけるようになる。


お詫びをするときの正しい「問い」

1:相手の立場に立ってみるとどうか? →相手理解
2:自分はどんな悪いことをしたのか? →反省
3:ここで謝る →謝罪
4:なぜ、こんなことをしたのか →原因究明
5:二度としないためにどうするか →今後の対策
6:かけた迷惑をどうつぐなうか? →償い

つながる話は、「相手が関心ある問い」が、「相手が関心ある順番で」、並んでいる。




=================

ケーススタディ
悩んでいる同期を励ます

それは批評? アドバイス?
アドバイスしようとすると・・・・

1相手の非を指摘する
2偉い人の引用
3相手に変われと押しつける

目線が高くなる。


書き手の目線が大切。
対等でありたい同期に上から目線で言われると受け入れられない。



伝わる要件7「相手にとっての意味」

相手にとって、どんないみがあるのだろうか。ということを考える。

つながるためのポイント

1自分の経験に基づいて話す
2自分ならどう変われるか
3響く「問い」を投げかける

目線を共有する。

相手にとっての意味

病気になった人に対して、「早く良くなってね。健康第一よ」。
その言葉が一番苦痛。

恩師がくれた言葉。これが私を救ってくれた。
「不謹慎かもしれないが、私にとっては仲間が増えた気がする。病気と3人で歩いていきましょう。」

================


ケーススタディ
苦情に対応する

相手の能力不足によるクレームを、相手の能力によって解決しようとしてはだめ。

会社へのクレームは、会社自身のメディア力が低下している状態。
会社のメディア力に頼った謝罪はできない。
否定から入っては関係性が保てない。
自分のメディア力を回復するにはどうしたらいいか?

相手への理解を伝える。→メディア力を回復→メッセージを伝える。

最優先で考えるべきは、書き手が信頼されること。

========================



伝わるための7つの要件
------------
1自分のメディア力
2意見
3論拠
4目指す結果
5根本思想
6論点
7相手にとっての意味
------------

もっとも大切なのは5番の根本思想。
これをなくして、テクニックを磨いても通じない。


あなたにしか書けない言葉がある。


書きたいことが無い、という人がいる。
しかし、あなたは、日々、想っているはず。
日々、闘っているはず。
必ず見つかる。

私の書いたことなんて、誰が読んでくれるのか?という人がいる。

人は、自分の想いと向き合い、言葉にする勇気に感動する。
あなたの文章に共鳴する人が必ずいる。


文章力が無い、という人がいる。
しかし、あなたは、すでに言葉で考え、言葉で多くを伝えて来た。

書くことで、いつかあなたに、理解の花が降る!!

書き続けていると、あなたのことを骨の髄までわかってくれる人が現れる。

あなたには書く力がある。


==質疑応答=============
書くことと対面表現の連動はあるのか?

書くことは自分の深層にもぐること。
会話は早く答えなくてはいけないので、
なかなか深層から答えを出せない。

うわべだけでなく、深層から出て来た言葉で発言できるようになる。
深層との通じが良くなる。

==質疑応答=============
書くことがめんどくさい子どもにたいして、言える言葉は?

本当のことを書くには勇気がいる。
短い文章書くにも勇気がいる。
勇気なく書くことは面白くない。

勇気はどうやって培うことができるのか?
いきなり大ハードルを越えて、大きな勇気が出ることはない。
書き続けてできるようになる。

日々小さくハードルを越えることを続けることが大切。
ある日、大きく伝わる文章が書けるようになる。

==質疑応答==================

問いを出すコツは?

5W1H

白い紙に 中心にテーマを書く。3分間で5W1Hをもとに問いを立てていく。
なぜ?という問いはレベルが高い。相手を問い詰めてしまう。
いつ?というような問いから入っていく。
なぜ?はここぞという時に使う。

会社を辞めるなら何時だろう? 相談したいのは誰だろう?
そういうまわりからすすめていく。

==質疑応答===================
書くことと話すことの関係性。

自分の深層の大きい深層心理は出てこない。
小さいものから掘り出していく。
そのために会話は役に立つ。良いやり方。

==質疑応答===================
思いを持ち続ける難しさ

周りにも影響される。違和感にこだわる。

そらぞらしい、もやもやした気持ちをなおざりにしない。違和感に執着してみるとか。

=====================
[ 2009/05/24 23:29 ] 講演会 | TB(0) | CM(0)
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ベネッセで雑誌とWebのメディアマーケティングを担当する部門のブチョー。ソフトバンク・アカデミア外部1期生(現在参加中)。
「発信内容は個人の意見であり、必ずしも組織の見解と一致しているわけではありません」

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