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買い物する脳 ―驚くべきニューロマーケティングの世界

買い物する脳―驚くべきニューロマーケティングの世界
マーティン・リンストローム
早川書房
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邦題の「買い物する脳」というネーミングも非常にキャッチーで、私もそれにつられて手に取った一人ですが、原題の「buy・ology」というネーミングの方がイカしていませんか?(著者の会社名にもなっているそうです)

この本は「なぜ、人はそれを買ったのか?」ということを、科学的に、脳神経レベルで調査(ニューロ・マーケティング)した調査結果をまとめた本です。

人の潜在意識を探るマーケティング手法として、オバマ・メソトロジーでは、「パルスライン分析」という調査方法が紹介されていましたが、この本では、脳細胞の活性度合いを調べることで、自分の理性や習慣性に打ち消される前の脳神経レベルでの購買意欲を調べようとアプローチしています。
具体的には、脳の血流を調べる医療機器と同じような仕組みのfMRIや、電極のついたヘッドセットのようなもので計測するSSTという手法だそうです。

実際、選挙キャンペーンや宗教の勧誘活動にはこの手法をもとに効果的なメッセージの開発が行われていくのではないか?と書かれていました。


さて、そんな実験結果として面白いものを・・・
■煙草の健康被害を訴えるメッセージは、それがどれほど強烈なものであっても、逆に煙草への欲求を強化していることがわかった。
■ペプシとコカコーラのブラインドテストでは、ペプシの方が「おいしいと感じる脳神経」を活性化させるが、ブランド名を認知した後の調査ではコカコーラの方が活性化される。
■映画やドラマの中に、さりげなく商品が露出されるプロダクトプレイスメント広告は、その商品の必要性が発揮されるコンテキストの上でのみ効果がある。(単なる露出は「景色」となるだけである)
■強いブランドと宗教上のデザイン、モチーフは同じ脳活動を誘発する
■性的表現には、商品購買を誘発する効果が無いばかりか、広告が本来伝えようとしている内容から注目がすいとられてしまう(バンパイア効果)がある 。

まあ、このような事例が山ほど(ゆうに百例以上は)載っています。

本気とするか、ヨタ話ととらえるか・・・。

個人的には、「脳」がどう反応しようと、その後の「理性」が行動を決めるのであれば、「理性」をどうコントロールしようとするか?というマーケティングの方が有益なように思えました。

美男美女が登場するファッションブランドのCMはやっぱり、効果あると思います。(苦笑)



[ 2009/06/01 00:00 ] 書評 | TB(0) | CM(0)
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松崎哲也 (love365)

Author:松崎哲也 (love365)
ベネッセで雑誌とWebのメディアマーケティングを担当する部門のブチョー。ソフトバンク・アカデミア外部1期生(現在参加中)。
「発信内容は個人の意見であり、必ずしも組織の見解と一致しているわけではありません」

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